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  • 執筆者の写真KYOKO

蚊帳織りの布のこと



ゼロプロジェクトでは


「ごみ」のない惑星

すべてを活かしきる文明を目指して


をスローガンとして掲げており、

製品のみならず、梱包に至るまで考え抜いていきたいと思っています。


SDGsが当たり前になってきた、と思える現在ですが、

できる限りお金をかけずにそれをやろう、とすることは、

まだまだ難しいと感じています。


リサイクルの繊維よりも、そうではないものの方が、

作りやすく安価にできるのが現実です。


しかし、リサイクル繊維や、オーガニックのものが、いつか主流になる、

自然環境に配慮することが、その辺にごみを捨てない、

というマナーと同じくらい普通なことになると信じているし、それをやり続けることで流れを大きくしていけると思っています。


今までもゼロのバッグをお届けする際は、できる限りビニールやプラスティック資材を使わず、再利用が可能な、余り布で作った布バッグや、リサイクル可能な紙や段ボールを使わせていただきました。


が、商品が増えるのに伴い、フレキシブルに使えるもので、ごみを減らせるものはないか、

そんな時、奈良の伝統産業「蚊帳織り」の会社さまを紹介いただきました。





「蚊帳織りのこと」を上記リンクに追加しています。


三広織布さんという会社さまをお訪ねしたのは、真夏の盛りの7月下旬、



かぐや姫の里、と言われる、奈良県広陵町、自然豊かな風景の中に、その工場はありました。


ショールームの中には、色とりどりの蚊帳織りの布地や、工夫を凝らした商品がたくさん。







笑顔が素敵な上島専務が、蚊帳織にまつわるいろいろなお話をしてくださり、

工場の見学も快くさせていただけました。




暑さ厳しい中、風通しを良くしながら、何台もの織機が、元気に布を作り出している様子は大変興味深く、ずっと見ていたいと思うほど。

清潔に整えられた工場はとても気持ちが良かったのです。


ゼロプロジェクトの ごみをなくす という考えにも、深く共感してくださり、

余すところなく布地を使われている中で、

ごく稀に出ることのある端布を分けていただけるようになりました。


私たちは、昔から伝わってきた蚊帳織りをご紹介できながら、

余った布を使わせていただけることとなり、

本当に嬉しい出会いになりました。


少し前の革小物の発送から、蚊帳織りの布地(真っ白な綿100%)をカットして、お包みしています。

目の粗い織物のため、パリッと糊付けされています。

この糊は安全なでんぷん糊で、熱いお湯で落ちやすくなります。洗うごとにふわふわになるのが、蚊帳織りの素敵なところです。


何枚か重ねて布巾や手ぬぐいとして、様々なアイデアで再利用していただけたら嬉しいです。



#蚊帳織り

#ごみをなくす











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