記録的な雨が降り続き、
テレビのニュースから、
「記録的」「○○年に一度の」
「いまだ経験したことのない」
「観測史上最大の」
などなどの言葉が聞こえています。
まずは命を守る行動が必要ですが、
その次には、日頃からの防災の意識、
治水など、災害が発生しないための準備、
となりそうです。
しかし、今回の記録的大雨にしても、
数十年に一度から、数年に一度というふうに、
頻繁に起こるようになっています。
前回の大きな災害は、わずか3年前だったと記憶しています。
このような状況を、実際に被害に遭われた方は、
どのように感じられているのか、と気になります。
テレビのニュースで、インタビューに答えられている方は、
かなり明るく、開き直ったような、
サバサバした言葉を語られていましたが、
比較的前向きな方だから、インタビューに答えてくれたのかもしれません。
去年、パキスタンでは、国土の3分の1が水没したと言われる大洪水に直面しています。
原因は、温度上昇による降雨量の増加に加えて、
熱波による氷河の溶解が主なものです。
パキスタンの気候変動大臣の発言は、
「温室効果ガスが私たちの気候を“生き地獄”に変える」
「パキスタン自体は世界のCO2排出量の1%未満」
というもので、あきらかに先進国のあおりを受けていると言い、
実際にその通りだと思えます。
日本の各地の、異常気象による災害も同じだと思います。
なぜそこに住むのか?と言われたら、
まるで被災した人を非難しているようです。
私だって、もし自分の町が災害に遭ったとしても、
そこに暮らしがあるのだから住んでいたいと思います。
避難や防災、治水、などとともに、
異常気象の原因に取り組むべきで、
それはSDGsの考え方にもあります。
一人一人がほんの小さなことからでも、
地球環境にとって、よくなる行動をしていけば、
確実に変わっていけると思うんです。
節約のために安価なものを使い捨てることより、
少し高くても、長く使える環境に優しいものを求めるとか、
カフェでマグカップを選ぶことだって、小さな一歩になると思います。
環境のことを考えるのが、当たり前の世界にこれからなります。
楽しく、先取りしていきたいと思います。
Comments