パキスタンの柔道代表選手

シャーフセイン・シャーさんが、
パキスタンに一時帰国されており、
彼から、「今、パキスタンは危険です!!」のお知らせが。
おそらく政治的な対立による衝突のことではないかと思います。
パキスタンは、危険な国かーーーーーー
2007年に、アジア初の女性首相ベナジールブット元首相が暗殺されたり、
高級ホテルがテロで爆破されたり。
また、皆さんご存知の、マララ・ユスフザイさん。パキスタン・タリバンに銃撃を受けましたが、一命を取り止め、のちに最年少のノーベル賞受賞者となったことは、記憶に新しいところではないでしょうか。
マララさんは、パキスタンでも北部の、アフガニスタンとの国境近くの州の出身です。

マララさんの著書も読みましたが、生き生きとした今どきの若い女性、という感じがしました。
彼女の事件は大変有名になりましたが、私はといえば、
あれがパキスタンの出来事だと知ったのは、
このプロジェクトに関わってからのことでした。
それまでは、アフガニスタンか、その近辺のイスラムの国のどこかの出来事、、とぼんやりとした知識しかありませんでした。
話は少し逸れますが、私 KYOKOは、福岡県北九州市に生まれて育って現在に至ります。他の地方の方から、北九州市怖い、修羅の国、マルボウの巣、、みたいに思われることも多かったようですが、私からすると、とても住みよい愛すべき街なのです。
確かに、怖い場面を見たことも無いわけではないですが、普通にまっとうに、安全に楽しく暮らしてきました。
もしかしたら、パキスタンのことも、それに近いものがあるのではないかと、勝手ながら思っているのです。
先日、少しだけお話ししたパキスタン出身の男性が仰るには、
カラチ!行ってはダメ!!
イスラマバードやラホールなら、良いのだけど。
でも、お話を聞くと、彼の出身はラホール。カラチのことは、噂で聞くから、ということでした。
もちろん、彼の言葉に嘘はないでしょう。でも、本当はどんなところなのか、
それは、自分で味わってみないとわからないのだろうな、と思っています。
ただ、私の知っている何名かのパキスタンの方は、シャーさんをはじめとして、
親切で、人懐っこく、女性は活発でいきいきとしており、男性は、女性にとっても優しいと感じています。
どこの国にも、危険な考え方の人はいますし、現に世界で一番安全な国と言われているこの日本ですら、元首相があのような事件の被害にあったのですから。
私も、先入観なしに、しかし情報は情報として持っておき、
パキスタンの皆さんとお付き合いしていきたいと思っています。
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